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既存の家につながった増築住宅

2019.09.17

増築住宅といっても、1軒の新築住宅であり、新築してから、既存の家につなぐ予定の工事です。

千曲市のY様が弊社を訪ねて見えたのは3年ほど前のまだ寒かったころ。

あったかい家を希望され、「まだ先になるけど、家を改修するか、新築するかはっきりしないがその時はまた相談に乗って下さい」と、お帰りになったように思います・・。

ご縁があってこの春から工事が着工しました。

増築といっても、平屋の新築になります。最近平屋をご希望になる方が増えているように感じますが、弊社だけが感ずることなのでしょうか?

工事は真夏までかかり、お引き渡しは8月末日となりました。

勿論このお宅も地中熱活用住宅です。屋根が完成してしまうと、工事中であっても真夏の日差しを

遮り、既存住宅との温熱環境の差が明らかに違うことが解っていただけたようでした。

工事を施工する者にとって、一番うれしい反応です。

真夏のお引き渡しとなったので、多分この夏の太陽の熱が床下に蓄熱されていると思われます。

地中の温度がほぼ一定に定まるまでには普通2~3年かかるのですが、平屋であることからも、

床下の温度が早めに一定に落ち着くのではないかと思われます。

施工者も冬が待ち遠しいです。住み心地を是非お聞きしたいと思っております。

「これからは、新築ではなくリノベーションの時代なんでしょうね・・。」

2018.12.29

10月にお引き渡しを済ませた長野市篠ノ井のT様が久しぶりに事務所にお出でになりました。

一緒に暮らしている愛犬の話や工事中のこととか、以前見積もりをしていただいた〇〇工務店の方が、訪ねて来られた話などをしてくれ楽しい時間をすごしました。

〇〇工務店の若い女性スタッフさんが夕方訪ねて来られたので、改修した家を見ていただいたそうです。今までの家より天井を高くして、全て新築したような室内と温熱環境に、「これからは、新築ではなくリノベーションの時代なんですね」とおっしゃって、地熱活用のパイプや思い出のもった床の間などもご覧になり、お帰りになったそうです。

ですが、この女性スタッフの方の住宅に対する熱心さが伝わってきて、さすが〇〇工務店だなと、思ったそうです。

なぜかというと、他の工務店で改修工事が済んでしまえばもう用はない・・と思い、そのままお帰りになってしまうのが普通です。でもその方は知らない工務店で改修した家までも、きちんとご覧になり笑顔でお帰りになったというのです。この姿勢を私たちも見習いたと思いました。

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【完成見学会の様子】

また、事務所の床は、スギ無塗装無垢材を使用しているのですが、4~5年もすると結構いい色合いになってきます。T様の家の床は、新品なので同じ床材でもまだ初々しい白い色をしています。

皆さん「ウチもこんな風になるのかしら・・」と、おっしゃることなのですが、何年かすれば少しづつ飴色の艶だ出てきますのでご心配しないでください。

二匹のワンちゃんたちも床の上でゆったりくつろいでいる様子を聞いて、ほっとしました。

T様も地熱住宅での初めての冬をお迎えになったわけですが、今年はまだ雪のない暖かな冬です。それでも朝晩は冷えますが、一台のエアコンで家中温かく暮らせ、電気代もかからず皆さん喜んで下さっているとのことです。

皆さま、本年も色々ありがとうございました。

新しい年も又多くの方々との出会いが広がることを願っております。

皆様、よいお年をお迎えください。

誠に勝手ながら年末年始休業は、

30年12月29日(土)~31年1月6日(日)とさせていただきます。

緊急を要する場合は、026-293-3709までご連絡下さい。

まだ地熱活用住宅を体感していない方・その2

2017.12.26

クリスマスが過ぎると一気に新しい年へと飛んでいくような気がしす。

今、飯山での改修工事で年内は慌ただしく、それぞれ毎日現場です。

私は、事務所で仕事をしているのが悪いような気がします。

というのも、当社の建物は4年前に地中熱を活用してリノベーションしてあり

ここにいると、この冬が本当に寒いのかピンと来ないのです。

で、この温熱環境を何とか皆さんにここからお知らせできればと考えてみました。

丁度手元に、温度測定器があるのでこれで事務所の中を自撮りでお伝えしたいと思います。

まず初めに床下点検口を開け床下のコンクリート温度測定、17.1℃あります。

室内に循環させている床下のパイプの吹き出し口は、17・6℃です。

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点検口の蓋を閉め、無垢スギ床の温度は21・1℃

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同じ部屋の蓄熱暖房機の近くは、22・7℃です。

これは暖房機の前なので高いのは当然ですよね。

スギ無塗装床材ですとスリッパはなくても大丈夫です。

階段の昇降にはスリッパが無い方が安全ですよね。

次はトイレ、17・6℃

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玄関ホール、ここは19・5℃・・・玄関のタイルの温度は17・8℃です。

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次に、私が毎日一番長くいる事務所の部分です。ここは20・1℃。

床材は桜の無垢材なのですが、机やイスがあるので表面塗装してあり、

その為スリッパを履かないと足に冷たく感じます。

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次は二階に移動します。八畳の和室です、22・1℃あります。

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子供部屋は十二畳ありますが、東、南、北と全面窓になっています。

タイルカーペットの上に布敷物、その上の温度は21・4℃。

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子供部屋の壁の温度は22・0℃、階段を上り切った天井は22・5℃。

冬はこのエアコンは使っておりません。

このエアコンは夏のために設置してあります。

でも、部屋の中ではなく階段の上なのです。どうしてだと思いますか?

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最後にこの家の一番寒いところをお見せします。

ここは、床下に断熱材を入れてありますし樹脂サッシ複合なのですが、

一般的な造りにしてあります。ドア一枚へだててこの寒さです。8・7℃。

この部屋に入った方全員が「アッ、家と同じ!そうそうこの寒さ!」と

ニコニコしておっしゃいます。

居間とは14℃程の差があります。

一般的に暖房してある部屋から廊下に出た時の温度差ほどです。

なので、ここには寒い方が適している物を入れてあります。

君子欄は冬の寒さを知らないと、花付きが悪くなったり春過ぎまで咲きません。

要注意です。こういう寒い部屋も必要ですよね。

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これは玄関ホール内に、お見せするために設置した地熱循環パイプです。

解かりづらいですが、塩ビの部分に上から紐が垂れています。

これはリボンなのですが、今は冬なので天井の暖かい空気を床下に廻しているのです。

暖かい空気は床下のコンクリートに伝わっている地中の熱をサポートして冷え切る

のを防いでいます。

本当は、地中の熱は誰しもの家の床下に常に存在している熱なのです。

それを上手に使えていないだけなのです。本当にもったいないですよね。

今、12月26日、夕方7時5分前です。気が付けば外は雪、全く気が付きませんでした。

明日は雪かきが待っているのでしょうか・・・。

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言い忘れましたがこの建物は、寒い部屋を除いて36・3坪ほどなのですが、

蓄熱暖房機1台動いているだけ、室温は居間で23℃でした。

室温としてはそれほど高くはないと思いますが、室内にある全てのものがほぼ同じ温度なので

体で感じる温度としては寒くないのです。

肩の力を抜いて生活できます。

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乾燥しているなと感じたら、室内の壁に霧吹きをします。

勿論加湿器を回すのが一番手っ取り早いです。

 

今日は「地中熱活用住宅」の室内温度をお伝えしました。

残り少ない2017年ですが、やり残したことはまだいっぱい残っています・・・

今年一年、多く方々にお世話になりました。有難うございました。

みなさま、良いお年をお迎えください。