タグ別アーカイブ: 地中熱活用

台風19号の後遺症・ 床下掃除

2020.11.26

一見きれいに見える事務所の床をどうしたらいいだろう、と皆で悩みました。

「こんなに綺麗なのに・・このままでいいんじゃないですか?と、誰もが言います。
一見きれいに見えますが、床下点検口から覗くとひどいものです。

 

このように、乾いているものの泥だらけです。
伝導型地中熱を活用するためにには、特に床下はきれいでなくてはなりません。
ですが、被災後半年以上も経つと、もうみんな疲れ切っています。

本音を言えば床下洗浄だけで済むのなら済ませたいところです。
ネットで床下掃除の業者さんを見つけたのですが、長野方面には来れないとのことで
あっけなく断念しました。

こうなったら完全に床の張替を決断するしかありません。
重い机や本棚、コピー機をどうしよう、ということで悩みましたが前進するしかありません。

 

床下の泥は乾いて魚のうろこ状です。
ホウキで簡単に寄せ集めることができ、ちり取りで少しずつ集塵袋に入れ、
残ったものは掃除機で吸い込むのです。

土台や根太(ねだ)など全て手の入るところは洗剤で拭きとり、
その後高圧洗浄機で静かに隅々の泥まで洗い流します。
この高圧洗浄機は優れもので、今回の水害では大きな力を発揮してくれました。

泥水は雑巾で何度も吸い取り、あ~やっと完全に納得できる床下になりました。
これで、すっかり乾けば安心して地中熱活用ができます。

 

床下配管は、こんなに汚れていたので新しいパイプと交換します。
新しいパイプは改良され蛇腹になっているので、自由に床下に挿入できます。

 

床下にきれいに収まり、やっと安堵できました。
これで室内にも空気を循環させることができます。

 


長野市を中心に再生可能エネルギー、自然素材を使って
高気密・高断熱リフォームをおこなうタイガハウス

 

「地中熱を活用した家です。」パート③

2020.10.31

最近、本格的に寒くなってきましたね(*_*)
こたつの中にいることが多くなり
「ちょっとは運動しないとな・・・。」と感じているこの頃です。

 

前回の「地中熱を活用した家です。」パート②から
気づけば、結構な日にちが経ってしまっていました。

 

今日はパート①で、チラッとお話しした、
地中熱活用の為の「普段は見えない場所にあるシステム」
をご紹介させて頂きます。

 

以前、ブログ内で
冬は上から下へ、夏は下から上へと
空気が動いていることが視覚的にわかる動画を紹介させて頂きました。
(リボンがヒラヒラと動いている動画です。)
こちらのブログをご参照ください。

今日は、その空気の流れをつくっている
システムを見ていきます♪

 

下の図をご覧ください。

伝導型 地中熱活用

図1 地中熱活用 床下システム

図1の赤丸の部分(屋根裏)には、あるシステムが設置されています。
それが、下のシステムです!

熱伝導方式 地中熱利用

この写真は、空気循環システムの本体のみで
空気を循環させるパイプはまだ繋げていない状態です。

 

地中熱活用 空気循環システム

図1の赤マルの部分を、拡大してみると
上のような空気の流れになっています。

 

冬は、右のファンのみが作動し、(左は止まっています。)
①天井付近の暖かい空気を吸い込む
②その空気を床下に吹き下ろす
という流れができます。

夏は、左のファンのみが作動し、(右は止まっています。)
①床下から空気を汲み上げる
②その空気を天井から室内に放出する
という逆の空気の流れになります。

 

このようにして、家中の空気循環がなされています。

普段は人から見られないところにありますが
地中熱を活用するために欠かせない
重要なシステムです。

ちなみに、今年は、
10月のはじめくらいに「冬モード」
に切り替えました!

 

違うタイプのものもあるようですが
事務所は、スイッチをパチッと押して
「冬モード」「夏モード」を
切り替えるシンプルなタイプです。

地中熱利用 空気循環システム

今度、このボタンを押すのはだいぶ先になりますね(。-_-。)

 

タイガハウスは基礎から外断熱しています。

2019.06.12

このところ地中熱活用の断熱リフォーム、(長期優良住宅化リフォーム)工事が多かったのですが

今回は新築住宅となります。

建物を建てる場合、地盤調査を行い、その土地の強度を調べます。

地盤が固くて補強工事が必要ない場合建築費用も大きく節約できるので、土地選びから始める方は

その点を考慮しておくといいと思ます。

地鎮祭が済むと、すぐ基礎工事に入ります。

DSC_0403 dsc_0471

まずは建物がどの位置に建つのかわかるように、縄やロープで印をつけます。

建物の位置が定まったら、基礎をつくるために重機が入ります。この重機で基礎の底となる部分まで土を掘ります。

 

dsc_0475 dsc_0477

細かく砕いた石(砕石・さいせき)を敷地全体に敷き、地面を転圧して地盤を固めます。

その上に防湿シートを敷き詰めます。地面から床下に上がってくる湿気を抑える効果があります。

その後、基礎の外周部などにコンクリートを流し平らにします。これを捨てコンクリートといいますが、墨だしをする目的です。

墨だしが終わったら、基礎の外周部に型枠を組んでいきます。基礎の外周部にコンクリートが漏れないようにするためです。

型枠を組み、鉄筋を組んでいきます。ベース部分のコンクリートを打設します。この時、空気が入らないようにコンクリートを攪拌してやります。

ベースコンクリートが乾いたら、内部の立ち上がり部分の型枠を組み、コンクリートを打設し、コンクリートが充分乾くまで養生し、型枠を外します。

最近のように太陽の日差しがあまりにも強い場合は、コンクリートが少し固まってきたら静かに表面に水を張って、コンクリートの表面だけが急に固まるのを防ぐ、というようなことをする場合もあります。

 

DSC_0067 DSC_0073 DSC_0074

 

こうして基礎が完成します。弊社で施工する外断熱の家は、基礎の外周部にこのように

断熱材を張ります。これが一つの大きな特徴となります。

一般的に基礎外周部に断熱材を張るのは、シロアリの問題がありとても危険ですが、

タイガハウスならでは安全策があるので安心してください。

基礎が完了になると、木工事に移ります。

 

地中熱活用のあったかい家「長期優良住宅化リフォーム」完成しました。

2018.10.22

長野市で地中熱を使ったあったかい家への「長期優良住宅化リフォーム」が完成し、

内覧会も終了致しました。

見学会当日にご都合のつかない方々には、一足先に建物内部をご覧いただきました。

細部にわたり使い勝手の良さそうな造りに仕上がっております。

なぜ、リフォームを考えたのですか?の質問に、奥様は、「私たち女性陣は(奥様とお母様)は新築を考えていました。住宅展示場もいろいろ見たりしたのですが、どの工務店も「新築」ばか勧めてきます。やっぱり壊すしかないと思っていました。」

「一番気に入っていたハウスメーカーは、内部の造りも使い勝手も、細部までこだわった造りになっていて、ここで決めようかと思っていました。」「でも、主人が【この家はしっかりしているのに、壊して捨ててしまうのはもったいないじゃないか! 】と、納得できなかったようなのです。」

他の工務店でリフォームの相談をしたようなのですが、なかなか思うような対応がもらえなかったこともあり、ネットで検索して「地中熱活用・断熱リフォーム」に行き着いたようです。

ご主人のこだわりの家が完成致しました。

 

DSCF8893 DSCF8895

リビング&ダイニング   奥まった壁の一部は磁石のパネルが張ってあり、備忘欄として書類を磁石で張りつけたり、家族へ当てたメモなど伝言板として、またIパッドやスマホの充電場所として等色々使えるようにしてあります。

 

DSCF8898 DSCF8904

南側和室は、床柱、襖、など全て以前の家のものを使用して趣のある落ち着いた部屋になりました。

襖を開けると中はクローゼットになっており、引き出しは2段、一段、二段と上がり一番上の棚に踏み台がなくとも手が届くようになっています。

 

DSCF8909 DSCF8915

パントリーは色々なものをストックでき、モノの出し入れが楽にできるように、手前の二本の棚はスライド式になっています。

右の写真はご主人の書斎。黒く波打っているように見える壁はシラスの新しい色合いで、照明により波間に月の光が広がっているように見え、幻想的です。

DSCF8921 DSCF8910

押入の中にもこだわりが。奥の塩ビの柱は地熱利用の配管です。夏には床下の冷えた熱を、冬の暖められた熱は天井から床下に吹き出す役目を持ったパイプです。

光りの関係でよく見えませんが、透明のパイプの中には夏と冬の風向きの違いが分かるようにリボンが入っております。T様邸を訪問されるとこの地熱の取り込み具合を目で見ることができます。

最後の写真は白くてわかりにくいですが(素人の写真なのですみません)、キッチンわきに造られた、便利棚(べんりだな~)なんちゃって・・。(笑)

使用しない時は降ろしておき、使うときだけ棚になる優れもの。

もっと色々なアイテムがあるのですが、今回はこの辺で。