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住宅の寿命と換気の関係

2020.08.22

以前水害に遭った2件の家の換気の違いによる壁内部の傷み具合をお伝えしました。

今回は昨年秋の台風15号と19号の強風に2度にわたって屋根瓦に被害を受けた住宅です。
この現実を多くの方々に知って欲しいと、住宅の持ち主さんが写真を送ってくれました。

アチコチで台風の被害が重なり、屋根工事屋さんが改修に入ってくれたのが
今年の春になってしまいました。

建物の下から見上げたところでは被害の全貌は全く分からず、
せいぜい屋根瓦数枚差し替えればいいのかな、程度の安易な考えでいたようです。

それでもプロは、「今回はしっかり直しておきましょう」とアドバイスしていたようです。

いよいよ瓦を外してみて、瓦屋さんは驚き、呼ばれたご主人は度肝を抜いてしまい、奥さんには現場の惨状を見せないようにしたそうです。

その惨状の写真がこれです。

 

この写真は崩れかけた小屋ではありません。

○○工法で建てられた立派な気密性のある建物です。

なぜここまでになってしまったのか・・居住部分には換気機能が十分に機能しているようです。
ですが、屋根部分においては換気がなされてなかったようなのです。

屋根換気が不十分はところに、峰の瓦止めが長年の強風にあおられて浮き上がり、
そこから長い時をかけて雨水が入り込み暑さや湿気から瓦下地材が腐り始めた。

更に、強風にあおられ瓦がひび割れ換気のない状態で屋根下地材が蒸されてしまった。
そんな感じでしょうか・・。

今回台風でたまたま屋根瓦が損傷し、その実態が表に現れることになったと想像されます。

 

幸いにも全て火災保険(住宅総合保険)で対処でき、屋根部分は全てきれいに葺き替えが済み、
安堵した声が届きました。

あの屋根の下で、天井を見ながらよく平気で寝ていたものだ、と今更ながらゾッとしたようです。

近年シックハウス症候群により建物の換気が義務付けられるようになりましたが、
一般的な換気扇を廻すだけでは、冬の室内は寒くてたまりません。

そこで建築基準法だけはクリアしているものの、実際には換気扇を廻さない事例が多いようなのですが、これも家にとっては考えものです。

快適な室内とは?

2016.07.07

「人は人生の90%室内で過ごし、三分の一は睡眠時間」だと言われています。

これだけ長時間室内で過ごしているのですから、室内環境が人体に及ぼす影響も大きいはずです。

中でも寝室は、最も長時間使用しますので大変重要に成ります。

その為、住まいづくりでは室内の環境を、まず第一に考えるのが大事なことになってきます。

どんなに見栄えが良くても、どんなに高価な材料を使用しても、室内の環境は良くなるとは

限りません。

なぜだと思いますか?

実は私たちの目には見えないのですが、家の中にはカビの胞子や花粉、ダニのフン・死がい等が

浮遊しているのです。(テレビなどで目にしていると思います)

又最近は殆ど無くなりましたが、塗料や接着剤等から放出される、ホルムアルデヒド等によるシック

ハウス症候群などアレルギーの危険要素が含まれている場合もあるからです。

昔はそれでもよかったのです。

なぜなら家のいたるところの隙間から自然換気が行われていたからです。

しかし近年の家は気密性が高いのです。

たとえ気密性が悪い家でも窓の内側に断熱サッシ等を取り付けて「にわか中気密の家」を造り

あげてしまっている場合もあります。(このパターンが一番要注意です)

真冬に家中閉め切って開放型の暖房機(石油ストーブ、石油ファンヒーター、ガスストーブ等)を

どんどん焚く、換気扇を回せば寒くなるので換気は必要とわかっていてもほとんどの方はしなく

なります。それが多くの問題を引き起こす原因になってくるのです。

気持ちのよい室内環境で暮らすことは健康であるための第一条件です。

その為にまずやるべきことは、室内の換気を良くし適切な温度・湿度を保つ事にほか

なりません。

適切な温湿度とは、冬は室温18℃~22℃湿度45~60%が適温で

夏は室温が25℃~28℃湿度55~65%位が良いと言われています。

長野市を中心に東・北信地域で再生可能エネルギー・自然素材を使って省エネ改修等も行う

タイガハウス

改修工事は生活水準を上ます。

2015.11.06

環境にやさしく快適に過ごす為に、昔の暮らしを振りかえってみましょう。

現在は、核家族化により親と同居する世帯が少なくなりましたが、その原因の一つに

長男が家業を継がず、会社勤めの転勤族に成っているご家庭も多いのではないでしょうか。

その転勤先で、子供が大きくなり学校へ通うようになりますと、そこで何千万もの借り入れをし

家を建てる事に成ります。

その結果何十年ものローン返済が始まり、建てる家も予算の関係で思い通の家が建たず、

生活もある程度切り詰めるような事に成りま。

この様なご家庭が非常に多く、この繰り返しの為に、一方では空き家が増えもう一方では

新しい家がどんどん増えているような、現象に成って来ています。

これでは、世代がどんなに変わっても同じ事の繰り返しに成ってしまいますので、

この費用を新築をせずに、改修工事で済ませ、約半分の費用で済む事に成れば、

生活も楽に成り、生活水準も上がって来ます。

この様な考えで、改修工事をすると自然素材を使ったり、再生可能エネルギー等を

取り入れた省エネ住宅が出来ますので、光熱費等のランニングコストも掛からない

思いどうりの住まいが出来ます。

そして、室内環境も良く自然素材に囲まれた癒される空間で過ごすという事は、

シックハウス症候群等の病気の心配もない為に、長生きします。

長野市を中心に東・北信地域で再生可能エネルギー・自然素材を使って省エネ改修等も行う

タイガハウス