私が建設業にたずさわっている訳
私が建設業にたずさわっている訳

そうですね、なぜ私がこの仕事を40年間も続けて来たかと言うと、この道しか考えられなかったからなのです。
私の父は大工の棟梁でした。物心がついた頃には、すでに何人かの内弟子が一緒に生活していました。父の黙々と働く姿を見、それを支え並みの男以上に働く母を見ながら、自然に家業を手伝う様になった訳です。
地元の工業高校で基礎を学び、最初に勤めたのが都内の中堅建設会社でした。
初めは現場監督の補佐でした。入社して 2 ~ 3 年は解らない事ばかりです。先輩に色々教わったり、人の仕事をぬすみ見ながら覚えました。又、建物の納まりや工期にも随分悩まされ、早く一人前になろうと必死になって仕事をました。
ここでは鉄筋コンクリート造や鉄骨造の大型物件が主な仕事で、この会社で5年間みっちり勉強させてもらいました。これが今の私の原点になっていると思います。
その後、結婚を機に長野に帰って、父の会社を手伝う事にしました。ここでは木造住宅が主でしたので、今までの経験を発揮する機会が余り無く、又一から勉強し直しです。
同じ建設業と言っても木造住宅の造りと、他の構造物とでは、施工方法がまったく違います。初めの頃は多少てこずりましたが、現場を幾つか重ねて行くうちに、それぞれの建物の特徴、長所短所が見えて来、これを生かした建物は出来ないか考える様になりました。
又廃材をできるだけ出さずに済む施工方法を勉強し、それにより人件費等が大巾に節約できる事を知り、今まで造っていた家と同等でもコストを押えた住宅をつくる事が出来ました。
同業者や協力会社の人達から不思議に思われましたが・・・でも単純に考えてみて下さい。
多くの廃材は元々は材料として買った物、それを処分するのに人件費と処分費が加算されます。廃材を出来るだけ少なくなる様に施工すれば、材料費、人件費、処分費、更にガソリン代等の諸経費が少なく済む訳です。
その様に考えてみると色々改善する点が沢山有る事に気付きます。
低コスト住宅の家は、「どうでもいい様な材料を使い、目に見えない所で手を抜いているから安く出来るのだろう」と、不安に思っている人がいるかも知れませんが、心配しないで下さい。
要は今、お話しした通リなのです。低コスト住宅だから「何だ、やっぱり安いだけの家じゃないか」と言われない為によけい良く造りたいのです。そして信頼して頂ければ更に力を入れたい、人とはそう言うものですよね。
家造りはその時だけのものでは有りません。お施主様と施工業者は、お引き渡して終りではないのです。地元に根付いて地域の人達との信頼関係で仕事を任せて頂いている訳です。粗悪な物を造れば私は生活して行けません。
生涯長野県のここから、こだわりの住宅造りに取り組んで行きたいと考えております。
私には今、1才 5 ヵ月になる孫がおります。まだ言葉も上手くしゃべれませんが尋ねて行くと、とびっきりの笑顔で玄関まで走って迎えてくれます。
何ともうれしいですね、この可愛い孫の為、次の世代の為にも、何としても信州の美しい自然を残してやらなければと思っています。
今後も後継者を育てながら、長く住みつないで行ってもらえる家造りを追求し続けて行きたいと思っております。
有限会社大賀 代表 東方 正道
![究極のエコハウス[地熱住宅]をはじめ、高気密高断熱住宅の新築・リフォームからシックハウスアドバイス、耐震診断までを行う建築会社です。](http://www.taiga-u.com/images/subtitle3.jpg)



